Adobeを三年前に卒業した時の話

高校生の頃は学割が使えることもあり、月3000円ぐらい払ってクリエイティブクラウドを利用していました。

しかし卒業を控え、通常の価格の月7000円は、お仕事で使っている方なら気にならない金額かもしれませんが、趣味で使っていた私は代替の Affinity に移ることを決めました。

その時に撮っていた画像が残っていたのでその時の様子と、そこから Affinity を使って感じた感想でもお話ししようと思います。

後述しますが、購入したこと自体そこそこ前の話なので、現在の状況と少し異なっています。

買い切りで二万円は安すぎる

全てのソフトが付属して24400円

各ソフトを単品で買うと、OSごとで1万円と高いのですが、ユニバーサルライセンスというものを買うと、すべてのソフトが様々なOSで使えて、2万4千円だったので、そちらを購入しました。

Adobeのソフトたちに別れを告げる

これでも1年以上は使ってきたので、それなりの思い入れはあったかと思います。

これからは Affinity 歩んでいくんだ。ごめんな。今までありがとう。

まっとうな人が損するのはどうかと思う

Adobe のソフトが優秀なのは百も承知ですが、金に目がくらんでいるかのような契約の取り方が私はきらいでした。

契約解除の画面からどれくらいひどいものなのか分かると思うので、ご覧ください。

7986円の解約金が必要だと表示される

まず普通にアカウント画面から解約すると、このように解約金が必要だと言われます。

プランの変更

なので、途中で表示されるプランの変更を行います。

ちなみに月額132円なのは、解約しようとすると異常な割引率が提示されるので、それを意図的に行うとこのような金額で使えるようになります。

Adobe を解約したかったのは、アマゾンのセールや、スクールに入ったほうが合計金額が安かったり、普通に公式サイトから契約しているだけで損になるのが嫌なのも理由にありました。

変更の場合は解約金はかかりません

プラン変更の場合は、日割による割引まで行われます。わーすごいですね!!

新たに変更したプランに関しても解約金を払わずに解約できました

見てください、これで解約金なしで解約できました。素晴らしいですね!!

月額以上の解約金があるのも意味不明ですし、今後も使う場合にはこんなことを考えないといけないのかと思うと気が滅入ります。

私には過剰性能だったので、ちょうどいい

主に使ったことのあった、三つのソフトを代替して、どのように感じたかまとめようと思います。

Affinity全体

操作感が意外と違ったため、初めは意外と操作に戸惑いました。

特にドラッグでまとめて選択する際に、要素がすべて入っていないと選択できないのが独特だなと感じました。(設定で変更できますが、慣れたら慣れたで使いやすかった)

現在使っていて気になるのは、プロポーショナルメトリクスという機能がないので、手作業で文字詰めを行わないといけない点がめんどくさいです。

あとは文字の縦並びができないと言っている方がそれなりの数いるように思いますが、私は使わないので気になりませんでした。

Photoshop から Photo

Photoshop の起動画面 Photoshop の操作画面

レイアウト自体はほとんど似たようなものだと思いますが、Affinity のほうが若干シンプルになっている感じはします。

Affinity Photo の起動画面 Affinity Photo の操作画面

当時はそこまで画像編集を行っていなかったので、移行した際に感じることは何もありませんでした。

切り抜きや修復ブラシ、細かい色味の補正などの基本的なことは Affinity でも行えるので、現時点でも特に不便は感じていません。

Illustrator から Designer

Illustrator の起動画面 Illustrator の操作画面

こちらも同様、似たようなレイアウトですね。
ただ Adobe のほうは細かい部分で Photoshop とデザインに違いがありました。

Affinity Designer の起動画面 Affinity Designer の操作画面

これに関しては、当時もそこそこの頻度で利用していたと思います。

ベクターのイラストを作成するという用途でしか今も活用していないので、特に不満はありません。

Premiere Pro から Davinci Resolve

そもそも当時は、動画編集をほとんど行っていなかったので、インストール自体していませんでした。

その後、動画編集をするようになった際には、DaVinci Resolveを 使用するようになったので、特に困ることはありませんでした。

特に DaVinci Resolve は、After Effects のような、モーションエフェクトや、イージングを fusion ページから行うことができるので、二つのソフトを切り替えなくてもいいところが本当に気に入っています、

DaVinci Resolve の fusion ページの画面

このように画像やシェイプを追加して、時間経過によるモーションや透明度の変更を滑らかに行え、After Efects のレイヤー表示より整理されてて使いやすいのではないかと思っています。

Adobe がそれをできないのかは詳しく知りませんが、できないのだとしたら DaVinci Resolve は唯一無二の存在ですね。

Final Cut Pro も拡張機能の追加をしないと使えなかった記憶があります。

Publisher

Affinity Publisher の起動画面 Affinity Publisher の操作画面

書籍や雑誌などの出版用に使うもののようです。私はパワポの代わりに使ったぐらいで使用頻度はそこまで高くありませんでした。

Adobe だと InDesign が近いもののようですね。

最近Canvaに買収されました

買収自体は二年前に行われていたみたいですが、ついに動き出した感じですかね。

これに関しては、かなり批判的な意見も多く、私も Adobe みたいになるのではないかと危惧していたのですが、Photo と Designer と Publisher が一つになったり、無料化したりと、今のところは良い方向に進んでいるように見えます。

Designer、Photo、Publisher 統合後の操作画面

これが三つのソフトが統合されたソフトの画面です。ベクターで Designer、ピクセルで Photo、レイアウトで Publisher が使えるようになっています。素晴らしい改良です。

買収後に誓約という形で、永続版の販売をこちらで宣言しています。

あと操作も Adobe 寄りになった感じがします。選択の範囲も一部入っただけで選択できるように変更されていました。

無料なのでぜひ

お試し程度に使ってみて、十分だと思ったら乗り換えてみるのもよいかと思います。

フォントの購入(おまけ)

Adobe Fonts の画面

Adobe クリエイティブクラウドには Adobe Fonts というものが使え、様々なフォントを使えるのですが、解約することで使いなくなるので購入しました。

モリサワの Select Pack 3

3書体が選べて5万円弱だったと思います。もちろんウェイト毎にそれぞれ料金がかかります。高すぎますがどの用途でも使えると考えると仕方ないのかな。

フォントを選択しダウンロードするソフトの画面

ソフトをインストールして、パッケージキーを入力することで、ほぼすべてのフォントから好きなものを選べます。

よく使っていたUD 新ゴを選択。これが本当にベストなのか分かりませんが、読みやすいのは確か。

次に買うとしたらヒラギノ明朝だと思います。モリサワの明朝をリュウミン含め様々なものを比較したのですが、字形が一番美しいと思いました。

最近は鈍ってきていますが、一時期ペン習字を習っており、正しい字形を教わっていたので、フォントの字形に違和感を持つことが多くなってしまいました。

Affinity Designer で購入したフォントを表示

しっかり使えました。